SEOという検索エンジン対策に対する誤解

Googleという検索サービスの重要性は、インターネットの環境が進化しても
ずっと続いています。これは、正しい、知りたい情報に早く最短でアクセスしたい
という人間の行動原理に基づく要求だからだと思います。

そこでSEO(googleの検索を最適化する)ということが
マーケティングの観点からもとても重要になってきました。

10年ほど前のSEOは、とにかく検索で評価されるように
外部からのリンクを張ってもらったり、
コンテンツの中にむりぐり検索キーワードを埋め込んだり
強調するタグをつけまくったりと
機械が評価するという前提で、とにかくひどいものでした。

ところが近年のgoogleの検索エンジンはどうなっているかというと
コンテンツの適切性やリンク先・リンク元の関係性などいろいろと評価をし
”ユーザーにとって適切なページを優先順位をつけて出す”ことに成功しています。
これは、10年前のSEOはまったく違う世界で、小手先のテクニックとはまったく関係ないどころか
むしろ悪影響すらしている状況です。

なので本当に正しいSEOとは、
ユーザーの読みたい情報を記述するという結論になります。

さて、ここからが推測なのですが
もし自分が検索エンジンをつくるとして、ユーザーにとって適切なコンテンツをどうやって
順位付けするかというと、
・キーワードについて定義を記述しているコンテンツ
・キーワードについての使い方、購入方法など付帯情報を記述しているコンテンツ
・キーワードについてユーザーの意見が書かれているコンテンツ
などをそれぞれピックアップして
出すのではないかと思います。

ですので、ユーザーが「マダイ」で検索した場合
・マダイとはどんな魚なのか
・マダイはどうやって食べるのか
・マダイはどうやって調理するのか
・マダイはどうやって釣るのか
・マダイはどの季節に釣れるのか、どこで釣れるのか
などユーザーの検索するキーワードに対して様々なバリエーションのコンテンツが
含まれていて、それらがユーザーにとって、もっともふさわしいコンテンツだと
判断されたなら、上位に出す。つまりコンテンツの適合性を
考慮することがSEOになってくると思います。